キズナ
作詞 作曲 : 鎌倉圭  編曲 : 石黒秀和

この漠然とした険しき暗闇の道を
ただ僕らは光を求め今日も歩んでいる
これが幸せだと思って 強く抱き締めても
次の瞬間には 不安にもっと強く抱き締められるんだ

信じては裏切られて形を変えた心
それでも僕らは信じることを止めない
何度も絶望と握手して 何度も失望と抱き合った
でもなぜか振り返ると 幸せを見出したりしていてね

走って 走って 転んで 何かを学ぶ
苦痛だろうが 不安だろうが とりあえず走ってしまえ
いつも そう いつも 傷は深く刻まれる
たとえ それに 気付いたとしても 僕らは止まってはいけない

形のないモノを僕らは信じ切れないが
形のあるモノなんかに価値を見出したりはしない
これが真実だと思って 強く抱き締めても
次の瞬間には 偽りにもっと強く抱き締められるんだ

戦って 戦って 敗れて 何かが解る
悲しみさえも 憎しみさえも とりあえず詰め込んでしまえ
いつも そう いつも 傷跡はしっかり残る
たとえ それが 醜くとも 僕らは隠してはいけない

消えることのない 傷負いし者達へ
僕らは未来でそれらに 何という名を付けるだろう

悲しくて 悲しくて 時には涙を流す
孤独な夜 でも空には ほら 次の物語の太陽
走って 走って 転んで 何かを学ぶ
苦痛だろうが 不安だろうが とりあえず走ってしまえ
いつか そう いつか その傷は報われるだろう
たとえ 長い道のりだろうと 僕らは止まってはいけない
止まってはいけない